留学体験談(南ミシシッピ大学 / サザン・ミシシッピー大学) アメリカ留学

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南ミシシッピ大学 / サザン・ミシシッピー大学 University of Southern Mississippi

アメリカ ミシッシッピー州ハティスバーグにある南ミシシッピ大学(サザン・ミシシッピー大学 / University of Southern Mississippi)の公式入学窓口です。
一般財団法人海外留学推進協会は入学手続きを無料でサポートしています。

留学体験談 Y.S.さん

アメリカ留学体験談
  • 女性 30代
  • 学校名:University of Southern Mississippi
  • 留学期間:2004/8-2013/8
  • 高校卒業後4年大入学(教養課程)
  • 州立大学編入(アスレチックトレーニング専攻)
  • 州立大学大学院(エクササイズサイエンス専攻)

留学したきっかけ

小学校からバスケットボールを始めて、プレー中に起こった怪我や練習の疲労からくるスポーツ障害によりやむなく練習や試合を休まなければいけない悔しい想いを何度も経験しました。もちろん私だけではなく皆さんスポーツを経験された方なら同じ経験が一度はあったのではないかと思います。高校で大学進学を考えたときに、リハビリだったら理学療法、スポーツ系に進むのであればスポーツ科学と別れていて片方を選ばないといけなくなり、スポーツに特化したアスリートの健康管理をする人がいるはずだとおもい、調べてみたところアメリカの大学ではアスレチックトレーニングという学科がありアスリートの怪我の予防、評価、その後怪我からの復帰、さらにメンタル面栄養管理にも携わっていける分野を学べるとわかりました。アメリカはスポーツ大国でもあるし、学ぶには最高の環境だと思い渡米を決意しました。

英語での授業は?

私はもともと理数科でしたし、英語は苦手で海外にも出たことがなかったので英語の授業になれる最初のうちはかなり苦労しました。特に、英語文学。現代英語の教科書を読むのにも時間がかかるのに古い時代の文章を読んで理解するのは本当に大変で出来ない自分に苛々もしましたし、悔しい想いもしました。専門分野では、解剖学。解剖用に提供された人体がラボに一体。そして、3-4人のグループに猫が1匹。それぞれの骨、筋肉、臓器、神経、血管をすべて解剖し全部英語で覚える。ほぼ毎日ラボに籠ってとにかく繰り返し繰り返し口に出して記憶したのを覚えています。授業も難しくてセメスターが半分終わるころには、クラスが3分の1程の人数になっていて私もどうにか落とさないように毎日必死でした(笑)セメスター中は他にバスケットボールやバトミントンのスポーツのクラスもとって楽しみを増やしバランスをとっていました。英語の環境に慣れてしまえば専門分野を学ぶのは楽しかったですし、遊びに行く友人もたくさんできました。

費用の面は?

留学は決して安いものではないですが、一度入学してしまえばアメリカは頑張っている生徒には応援してくれる国です。最初の2年間はアイダホの田舎の小さな大学で良い成績を維持し2学期目から奨学金を頂けましたし、3年目からミシシッピの大きなディビジョン1のフットボールチームがあるサザンミシシッピ大学に編入し、そこでは授業料の半分以上が免除になり学部からも奨学金が頂けました。大学院もグラジュエートアシスタントというポジションに就くことができたので専門分野でフルタイムとして働きながら学費免除で大学院の授業をとることもできましたし、生活していけるお給料も頂いていました。他にもアスレチックトレーナーとしてサマーキャンプで働いて生活費を稼いだりと、視野を広く周りとコミュニケーションをとりながら目標に向かって頑張っていると手を差し伸べてくれる人がどこかにいるはずです。

留学してよかったこと

視野が広がったことです。アメリカ人はどうだとか日本人はどうだとか決めつけずに一人の人間を人としてみれるようになりました。もちろんそれぞれの文化によって特色はありますが人それぞれ考え方が違いますし、この国の人だからこれということはないです。アメリカのなかでも地域によって話し方もアクセントも言葉のチョイスも変わってきます。日本で常識だと思っていたことが、一瞬にして常識ではなくなる瞬間、これを身をもって体験できたことが一番よかったことだと感じました。

スポーツに関してアメリカの大学の良い点

私はアスレチックトレーニング学部だったのですが、大学のフットボール部、野球部、バレー部、陸上部、サッカー部、テニス部、チアリーディング部、そして高校生の全スポーツに関わらせてもらって、アメリカの大学のいいところは文武両道だということだと強く感じました。日本で高校卒業後もスポーツを本格的にやろうと思うと、実業団や体育大学に絞られてしまって将来の道が狭まってしまいますが、アメリカの大学では自分のやりたい専門分野を勉強しながらスポーツに打ち込めるというシステムがすでに構築されています。大きな大学のスポーツチームということはプロになる前のアマチュアアスリートと同じレベルです。優秀なアスリートには授業料全額免除の奨学金が支給され、身に着けるものやスポーツに関わる費用全てを学校側が負担します。チームには専門的なコーチが何人も在籍し、ほかにもストレングスコーチ、マネージャー、運営スタッフ、アスレチックトレーナー、スポーツドクター、また学業の面では、アカデミックアドバイザー、チューターなどがチーム一丸となってアスリートの成功に努めます。もちろんアスリートは成績が維持できないと試合に出ることができなくなるのでスポーツだけでなく勉学にも時間を費やします。大学の地域の方々が支えてくれるので、小さな子供に本を朗読したり、掃除、また子供むけのスポーツクリニックで指導したりとリーダーシップも養えます。学業にもスポーツにも専念したいと考えているならアメリカの大学は最善の選択だと思います。

卒業してみて

アスレチックトレーナーとして間近でアスリートと接してきて、素晴らしい出会いがいくつもありました。毎日辛い練習に励み、勉強をしてスケジュールはもう書ききれない程なのにそれでも自分の遊ぶ時間を見つけて楽観的に毎日笑っているアスリートに私のほうが何度も助けられました。怪我をして試合も練習もできず辛い時期を過ごしリハビリをともに乗り越え、復帰後の活躍を見たときは言葉にできないくらいうれしかったですし、チームが勝利したときはサイドラインで泣くほど喜びました。フィールドで倒れて動けないアスリートに駆け寄っていくときの緊張感、ERで夜中に検査の結果をまっている不安感など眠れない日やチームに帯同し寝る時間がない日もたくさんありましたが、かけがえのない経験をたくさんし、今は私を支えてくれたすべての人に感謝しています。

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