R.H.さん 留学体験談
- 年齢:20歳代女性
- 学校名:De Anza College
- プログラム・専攻:Physics Major
- 留学期間:2017.8~
【1】留学前と今の気持ちの変化について。
視野が広がりました。
【2】出発までに入学に必要な英語力はどのようにつけましたか?また効果的だった方法があれば教えてください。
International High Schoolに通っていたので何もしていません。
【3】英語の勉強の他に入学までに何か準備しましたか?
自分は理系なので、大学に入る前に希望の大学院に行くのにはどういう道を辿らなくてはいけないのかを入念に調査しました。特に4年制にトランスファーを目指し、最終的に大学院に進むことを考えている理系の生徒にとっては4年制の大学に進学する前に過ごす2年制の大学では活用できるリソースが限られているので、なるべく早めの段階から自分にはどういう対策ができるのか計画を企てました。自分のように特に研究職を目指している場合は大学院に申し込む際に教授からの推薦書が大切となってくるので、確かにコミカレでクラブを設立したりと色々と活躍するのは確かに大切かもしれませんが、その限られたリソースにとどまるだけよりかは色々な局面でよりアクセスの多い近くの4年制大学のリソースを活用しようと頑張りました。現在は名門の4年制の大学の教授と仲良くなって大学に入学する前からリサーチアシスタントとして研究の仕事をしております。また、トランスファーしたい大学で後々取らなくてはいけない授業のシラバスを取り寄せてテキスト等をこなし大学4年分の勉強を大学に入る前に一通り終わらせておきました。
【4】現在通っている学校を選んだ理由は?
土地柄です。
【5】留学生活で苦労したこと
私は他の一般的な留学生がたどる道とは少し外れて、アメリカに来た直後からホームステイではなくアメリカのクレイグズリストという掲示板で同じ大学に通う生徒がすでに住んでいる安いアパートを見つけて入居しました。最初は問題なかったのですが、相手のことをよく知らずに入居してしまったために、だんだんと価値観の違いが明らかになり、最終的には良くない関係性に至ってしまいました。
また物理的な問題ですが、アメリカは自動車社会なので車がないととても不便です。大学も生徒が多すぎるがために生徒一人一人に対するサポートが薄く、毎学期の単位が十分に足りているかの計算から自分のメジャーに必要な授業を調べて申し込みするなどが最初は大変でした。
【6】 成長したと思えることは?
両親の元から離れての生活を強いられたことで精神面で大きく成長したと思います。特に銀行口座の設立や家賃の支払い、物件探しから携帯電話の契約など、今まで親が行ってくれていたことを自分が全てやらなくてはいけなくなったことで自立させられました。またアメリカでは自分の意見をハッキリと相手に上手く伝わるように主張することが大切です。日本にいた時にはあまり得意ではなかった自己表現ができるようになったという面でも成長を成し遂げました。
【7】現在通っている学校について教えてください。キャンパス内のことや学校スタッフのことなど気づいたことなんでも。
教授と生徒の距離がとにかく近い事です。アメリカでは授業で分からなかったことがあれば、それは生徒の責任ではなく教授の責任とみなされ、教授たちは生徒がわかるようになるまで熱心に指導してくれます。また、自分の場合は特に数学が得意なため、授業に全く関係のない数学オリンピックの問題や応用的な内容を教授に聞きにいっても分かるまで親切に答えてくれます。また、幾何学で博士を持っていた数学の教授に幾何学を教えてほしいと伝えたところ、幾何学でHonors Course (招待制で大学で成績が上位の生徒が教授と特別に組めるクラス)をやってくれると言ってもらえてました。11でも同じことを言いますが、何かに対して強い関心を抱いて努力をしていると皆助けてくれます。
【8】今までの授業で一番大変だった内容・科目は何ですか?
ありません、コミカレの授業は全てとても簡単です。
【9】一日どのくらいの勉強時間をとっていますか?主にどこで勉強していますか?
ほぼ0時間です。自分は勉強の効率が良いと自負しているので大学の課題は1週間に1時間ほどしか掛けません。コミカレの勉強は本当に簡単なので、効率よく課題をこなし他のもっと優先順位の高い事(インターン探しなど)に時間を費やすことの方が大切だと思います。
【10】今学期の1週間の時間割りと授業終了後、週末の過ごし方を教えてください。また旅行などに行った場合どこを訪れたかなど・・・。
冬学期のスケジュールをメインに:
月曜日、水曜日、金曜日:10時に起床、12時に研究室に到着、17時に研究室を離れ、19時に帰宅、1時間ほど物理学会の論文を読んだり数学の問題を解いたあと、パソコンゲームやプログラミングなどの趣味を朝の4時まで行い、朝の4時に就寝。
火曜日、木曜日: 11時に起床。火曜日には12時までの1時間に1週間分の課題を終わらせる。12時に学校に向かい、13:30-21:00までクラスが3つ(Cultural Anthropology, Environmental Science, EWRT2, Math 1B)。22時に家に帰宅。朝の4時までパソコンゲームで遊んだ後に就寝。
土曜日、日曜日: 友達とずっとパソコンゲームで遊んだり、友達に手伝ってもらってプログラミングで物理の天体(N体問題)のシミュレーションプログラムのコードを書いたりしてます。
研究についてですが、現在はLIGOというカリフォルニア工科大学とマサチューセッツ工科大学によって運営されている研究施設のデータを用いて自分主導でカリフォルニア大学バークレー校の関連施設、ローレンス・バークレー国立研究所でリサーチをしています。詳しいことは言えませんが簡単にいうと、LIGOは重力波を検知する干渉計です。重力波は今の物理学会で最も熱いトピックです。研究で3月末にカリフォルニア工科大学に1週間ほど訪問しました。大学のあるロサンゼルス・パサデナは本当に治安も景色も良くて良い場所でした。
【11】授業料、滞在費を除く1ヶ月の生活費は?
交通費(Uber)が6万円と食費が全て外食なので6万円で合計12万円くらいです。
【12】どのような滞在先に住んでいますか?また滞在で違いを痛感したことがあれば教えてください。
自分の場合、物理学会のカンファレンスなどの用事でほとんど家にいないのですが、お友達のお家に暮らさせてもらっています。
【13】友達の作りかたでうまくいったこと
コミュニケーションの基本ですが、相手の目を見て挨拶をし、相手の話を聞く姿勢を保つことが大切です。また、友達はよく選ぶ事です。自分は将来どのような人間でありたいのかをよく考慮した上で自分に最も適当だと思った人たちと付き合うことが大切です。
【14】今までで嬉しかったことは?また辛かったことは?
アメリカで最も優秀な大学生達が参加する数学の大会(パトナム競争)で上位の得点を取った事です。
【15】今の学校で気に入っていることまたは気に入った場所は?お店なども・・・。
近くにHappy Lemonというボバのお店があって気に入っております。
【16】授業についていけるかどうか心配される日本の学生は多いのですが、これから留学を目指す後輩たちへのアドバイスをお願いします。
授業についていけるかどうか心配される日本の学生は多いのですが、これから留学を目指す後輩たちへのアドバイスをお願いします。
心配なら留学をしないことです。弱い気持ちで留学をしようとすると失敗します。アメリカは自由な国です。強い意志と高い目標を持って努力をしようとしている人には自ずからと周りが助けを差し伸べてくれいくらでもチャンスが与えられますが、逆に特に目的もなく軽い気持ちでくると誰も助けてくれず最終的には落ちこぼれるだけで誰も助けてくれません。大学にはたくさんの留学生がいますが、親の大切なお金で留学をさせてもらっているのにもかかわらずドラッグやアルコール問題を抱えたり、勉強をせずに遊んだりなど、自らの道を閉ざしている生徒をよく見ます。要は強い意志と自分に自信を持っていれば自ずと道は開くので常に高い意識を持ち続けることが大切です。
【17】編入される場合ですでに編入先が決まっている場合は学校名を教えてください。
未定。
【18】学校周辺の環境
シリコンバレーでIT企業が多いので治安は日本よりも良いです。




