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海外インターンシップとは?
語学留学+インターンシップ
学んだ英語を"使える英語"へと変える、新しい留学スタイル
近年注目を集めている「語学留学+インターンシップ」は、語学力の習得と実践的な職場体験を一体化させた実用型プログラムです。英語を"勉強するだけ"で終わらせるのではなく、実社会で"使ってみる"ことで、通じる・伝わる英語を習得することを目指します。
インターンシップ留学との違い
一般的なインターンシップ留学は、すでに高い英語力を持つ人が、キャリアアップや国際的な実務経験を目的に参加するプログラムです。それに対し、「語学留学+インターンシップ」は、まず語学学校で英語力を養い、その後、現地の企業や団体でインターンを行う"段階的な学び"のスタイルが特長です。
このプログラムの主目的は、あくまで英語力の実践的な向上。仕事経験そのものは、その目的をサポートする"実践の場"と捉えられています。
なぜ「語学+インターン」が選ばれているのか?
語学学校では、標準的な文法や語彙、リスニング・スピーキングスキルを学びます。しかし、実際の職場では、スピード感のある会話やイディオム、文化背景を伴った表現など、教室だけでは身につかない"生きた英語"が求められます。
語学学習とインターンを組み合わせることで、「インプット」→「実践」→「定着」というサイクルが自然に生まれ、英語力が飛躍的に伸びるのです。
どんな人に向いている?
以下のような方にとって、「語学+インターン」プログラムは、無理なく"世界に一歩踏み出す"ための実践的なステップになります。
- 英語を学んでいるが、実践の場が足りないと感じている
- 海外の職場文化やビジネス英語に触れてみたい
- 将来、英語を使う仕事を目指しているが、まずは体験ベースで始めたい
- 留学経験を履歴書や面接で活かせる形に残したい
英語力はどの程度必要?
プログラムの多くは、初級者~中級者に対応しており、インターン開始前に語学研修が必須になることがあります。英語力に不安がある場合でも、数週間~数ヶ月の研修を通じて必要なレベルまで引き上げることができます。一般的には、日常的なやりとりができるB1(中級)程度が目安とされます。
インターン先はどんなところ?
参加者の英語力や希望をもとに、ホスピタリティ、教育支援、旅行・観光、マーケティング、NGO活動など、さまざまな分野へのインターン配属が可能です。
ただし、英語力の向上が主目的であるため、希望職種に100%一致するとは限らない点はあらかじめ理解しておくと良いでしょう。
インターンシッププログラム一覧
※主に英語圏の国
報酬
- ○印は、有給インターンが可能です
- △印は、有給になる場合もあります
- ×印は、無給のインターンです
アメリカ
(J1)
都市 | 分野 | 期間 | 報酬 |
---|---|---|---|
西海岸 ニューヨーク |
メディア、ホテル、旅行、貿易、デザイン、 NPO、幼稚園、法律、会計、建築他 |
6ヶ月~18ヶ月 | △ |
ハワイ |
旅行、ホテル、ブライダル、観光航空会社、 飲食店、 美容師、エンターテイメント他 |
6ヶ月~18ヶ月 | ○ |
その他地域 | 様々 | 6ヶ月~18ヶ月 | △ |
アメリカ
(PT)
都市 | 分野 | 期間 | 報酬 |
---|---|---|---|
ロサンゼルス |
翻訳、通訳 | 研修6~12ヶ月後、 6ヵ月 |
○ |
アメリカ
都市 | 分野 | 期間 | 報酬 |
---|---|---|---|
ニューヨーク | メディア、アパレル、貿易、金融、CG他 | 語学1~6ヶ月後、3~9ヵ月 |
× |
ハワイ | 旅行、ホテル、レンタカー会社他 |
研修7ヶ月後、2ヵ月 | × |
その他地域 | 様々 | 語学2~10ヶ月後、1~4ヶ月 | × |
カナダ
都市 | 分野 | 期間 | 報酬 |
---|---|---|---|
カルガリー | フライトアテンダント | 国内1ヶ月後、海外5~6ヶ月 | × |
トロント、オタワ モントリオール |
アパレル、インテリアデザイン、アート、 IT、旅行、ホテル、貿易、デイケア他 |
4~12ヶ月 | △ |
BC州内 | 日本語教師アシスタント |
1~12ヶ月 | × |
イギリス
都市 | 分野 | 期間 | 報酬 |
---|---|---|---|
ブライトン | 旅行、ホテル、貿易、IT、エンジニア他 | 研修(2~3ヶ月)後、1~3ヶ月 |
× |
ロンドン、 エジンバラ |
様々 | 研修(2ヶ月以上)後、 1~4ヶ月 |
× |
アイルランド
オーストラリア
都市 | 分野 | 期間 | 報酬 |
---|---|---|---|
各地 | 日系企業 各種 |
1~12ヶ月 | △ |
ゴールドコースト |
日本語教師アシスタント | 1~12ヶ月 | × |
ニュージーランド
都市 | 分野 | 期間 | 報酬 |
---|---|---|---|
オークランド クィーンズタウン |
貿易、金融、スポーツ、教育機関、ホテル、 ツアー会社、環境保護、出版、デパート他 |
3~6ヶ月後、 正式採用の場合あり |
△ |
各地 | 日本語教師アシスタント | 3~12ヶ月 | × |
シンガポール、
マレーシア
都市 | 分野 | 期間 | 報酬 |
---|---|---|---|
各地 | 日系企業の一般事務、IT、DTPデザイン、 Webデザイン、ホテル、旅行、飲食店、 日本語出版社、サービス他 |
1~3ヶ月 研修終了後は正式採用 (ビザサポートあり)の途あり |
△ |
インターンシップの受入先企業には欧米系企業と日系企業があり、欧米系企業では特に高い英語力と実務経験が求められます。日系企業の場合、優秀な人は研修終了後に正式採用(就労ビザサポート)されるケースが多く見られます。ただし正式採用されたからといって、必ずしも就労ビザの取得を保証するものではありません。
国別のインターンシップ・ビザ状況
アメリカ・・・J-1ビザ
(広報文化交流庁指定のプログラム参加者のためのビザ)

アメリカ非移民ビザのカテゴリーは、50以上あります。その中で、インターンシップではJ-1ビザを取得するのが望ましいとされています。
J-1ビザには13のカテゴリーがあり、グローバルスタディが取扱うインターンシッププログラムはそのうちの2つのカテゴリーに属します。受入先が決定したらキャリアトレーニングプランを立てて、ドキュメントを作成し、DS-2019書類を取り寄せて、J-1ビザ申請を行ないます。
受入先企業が決まらなければ、ビザの手続きは行なえませんので、まずは受入先企業を見つけることが重要です。見つけ方としては次の3つが考えられます。
オープンポジション
あらかじめインターン生を募集している企業に対して、参加資格を満たしていると判断した人が、自由に応募することができます。派遣先、応募条件、待遇などが決まっていますが、人気のあるポジションには応募者が集中することがあります。
バックグラウンドから受け入れ先をリサーチ選定
所定の診断用紙もしくは日本語履歴書(職務経歴書)、英文レジュメ・カバーレターを提出していただき、いくつかの希望業種に対しての可能性を個別にリサーチします。
J-1ビザを取得したインターン生には、実務経歴や能力に応じて報酬が得られるケースがあります。その場合、受け入れ先より「W2フォーム(源泉徴収票)」を取得し、米国の規定にそって確定申告を行う必要があります。J-1ビザで参加した研修生の中には、研修生の貢献が認められ、インターン終了後に正規社員として採用されるケースも少なくありません。
セルフアレンジ
受け入れ先企業を、自分の人脈や能力を駆使して自分で探して雇用契約をします。J-1ビザ申請に必要な書類DS-2019は、個人ではなかなかスムースに発行してもらえない書類なので、J-1ビザ申請だけをGSで手配します。
カナダ・ニュージーランド・・・就労ビザまたはワーキングホリデービザ

ほとんどの業種で実務経験2年以上を必要としています。インターン研修終了後、高い確率でジョブオファーがきているため、現地就職を実現している人が多いのもGSプログラムの特徴です。
もちろん語学力に不安がある人、英語研修からのスタートも可能です。
オーストラリア・・・
シンガポール、
マレーシアなど

1~3ヶ月のインターンシップ終了後、そのまま受け入れ先企業から就労ビザをサポートしてもらい、正式に就職します。主に給与待遇がよい日系・欧米系企業が中心です。事前インタビューでは、就労ビザが取得できるかどうかの可能性の有無をリサーチします。
アイルランド
学生ビザまたはワーキングホリデービザが対象
ワーキングホリデービザ
- 年間800枠、1年間滞在可能、学生ビザへの切替えも可
- 例年、1月と7月に募集
1月申込者:同年の9/30までに渡航
7月申込者(7/15-8/1申請):翌年の3/20までに渡航 - 申請者は基本的にビザ取得が可能
- 週39時間まで有給でのアルバイトが可能
●学生ビザ
- 25週以上の語学コースを受講すると、週20時間、有給でのアルバイトが可能
- ホリデーシーズン(6-9月と12/15- 1/15)は週40時間のアルバイトが可能
インターンシップで求められる英語力に自信がないという方は、「語学留学+インターンシップ」のプログラムで、英語のレベルアップを図ってからインターンシップを行なう、という選択があります。