K.K.さん 留学体験談
- 20代、男性
- 学校名:Highline College
- プログラム:Transfer
- 留学期間:2年
- 留学時の目標:4年制大学への編入
【1】留学前と今の気持ちの変化について。
特に緊張することなくアメリカへ渡ったので、心境に大きな変化はありません。
【2】出発までに入学に必要な英語力はどのようにつけましたか?また効果的だった方法があれば教えてください。
TOEFL対策と英会話の勉強を主に行いました。TOEFL Reading/Writingは英語のニュースや学術的な記事を英語で読んだり、それを要約するトレーニングで対策を講じました。Listeningは関心のある分野のTED Talkを英字字幕で見たり聞くのが良かったと思います。残念ながら、TOEFL Speaking対策は上手く出来ませんでした。
【3】英語の勉強の他に入学までに何か準備しましたか?
高校の恩師やお世話になった方々に挨拶に伺ったり、長期の留学なので身の回りの整理整頓を行いました。
【4】学校を選んだ理由は?
気候が穏やかで過ごしやすく、留学生を始め世界中の人々が集まっているので北東部ワシントン州を選びました。
【5】留学生活で苦労したこと
現地学生との意思疎通が困難な点です。教授も交えたディスカッションは単語や話題が限られ、発言も比較的”正しい”英語なので付いていけるのですが、休み時間の学生同士の会話は”くだけた”話し方(若者言葉?)で、かつ話す内容もこちらの音楽や文化など多岐に渡るため輪に交じるのが大変です。渡米しておよそ1年が経ちますが、これが未だに一番の課題ですね。
【6】成長したと思えることは?
時々、英語で話している夢を見ることです。
【7】学校について教えてください。キャンパス内のことや学校スタッフのことなど気づいたことなんでも。
留学生を含め、多人種が共に学んでいる点(diverse)で有名だそうです。確かに肌の色や宗教、性的指向など様々な点で異なる学生や教員が和気あいあいと学んでいます。
日本人の短期留学生は男女共に見た目ですぐに分かります。現地学生などがTシャツにジーンズ、パーカーのラフな格好をしている中で、日本にいる時と変わらぬオシャレな格好をしているからです。日本人や中国人は自分たち同士でまとまっていることもあり、正直、かなり浮いています。通学中などにスリや恐喝の餌食になるので、あまり衣類は持ち込まず、渡米後にH&Mなどで適当に揃えるのを強くお勧めします。
【8】今までの授業で一番大変だった内容は何ですか?

Philosophy101、日本だと哲学概論とでも呼ぶべき授業でHonorsを取るために46ページのレポートを書いた時はかなり辛かったです。他の課題に並行して進めないといけないので時間配分に苦労しました。
Honors (Honors Project)というのは通常の授業とは別に難易度の高い課題を仕上げることで成績表に成績優秀者の証としてHマークが付される制度です (例: MATH101 H)。学校によってHonorsの仕組みは異なるそうです。
【9】一日どのくらいの勉強時間をとっていましたか?主にどこで勉強していますか?
8-9時間前後です。図書館の自習スペースや自室で勉強しています。
【10】授業はどんな感じでしたか?1クラス何名くらいでどのような国籍の人が来ていましたか?また授業終了後、週末の過ごし方を教えてください。旅行などに行った場合どこを訪れたかなど・・・。
授業にもよりますが1クラス15-25人で行われます。ただし1学期10週間の間に徐々に学生が減っていくので、どのクラスでも最終日には15人前後になります。
【11】授業料、滞在費を除く1ヶ月の生活費は?
月によりますが、$850-900程度です。内訳は、家賃:$525 / ガソリン代:$100 / 食費:$225-275になります。
【12】滞在先はどこに住んでいましたか?どんな感じのところでしてか?

渡米後半年ほどは食事付きの家庭にホームステイをしていました。そちらの夫妻に2年間お世話になるつもりだったのですが、高齢のホストファザーが身体を崩して長期入院することになったので他を探すことになり、他の留学生の滞在先に空き部屋があるとのことで今のホームステイ先に移りました。こちらは大家が忙しい方のため、毎日自炊をしています。
【13】友達の作りかたでうまくいったこと
同じ授業を取っている学生に声を掛けて一緒に勉強すると良いと思います。
【14】今までで嬉しかったことは?また辛かったことは?
哲学や心理学の授業で苦労してHonorsの課題を仕上げたら、”お前のレポートは過去最高の出来だ” “40年の教員人生ででトップクラスの研究だ、是非心理学専攻にすべきだ”、などと褒めて頂いた時はとても嬉しかったです。
【15】学校周辺で気に入っていたとこ、または気に入った場所は?お店なども・・・。
学校の裏手に陸上トラックがあり、利用者がほとんどいないので自由に運動が出来る点です。 ドローンを飛ばしていても怒られません。
【16】授業についていけるかどうか心配される日本の学生は多いのですが、これから留学を目指す後輩たちへのアドバイスをお願いします。

要点を抑えながら大量の文章を読み、論理的に素早く書くことが出来れば、いわゆる文系の授業で良いGPAを取るのは、少なくともCommunity Collegeにおいては難しくありません。理系の授業も同じくAssociate Degree程度では、日本の高校2-3年生とさほど変わりありません。4年制大学への編入の目指して渡米する、やる気のある学生の方々ならば1-2学期で順応出来ることでしょう。
Writing Centerで添削している友人に聞く限り、日本の短期留学の方は文法から滅茶苦茶だそうなので”1億人の英文法”などで最低限の文法や語法は抑えておくことをお勧めします。
また、理系としてこちらに来る方々は日本で取り寄せて関数電卓の使い方を覚えておくと良いかも知れません。大抵はTexas Instruments TI-84 Plus CEを使うようです。どの授業でどのCalculatorを使うかは授業案内などに載っているので留学先のウェブページを確認したり、学生課にメールで問い合わせることをお勧めします。




