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3年制大学 マレーシア

テイラーズ大学の留学体験談

Taylor's University

テイラーズ大学

Kさん 留学体験談

  • 学校名:Taylor’s University
  • 3年制大学
  • 交換留学先:イギリス サセックス大学

「マレーシアの大学に入学!マレーシアとイギリス異なる2つの視座を学ぶ」

マレーシアのテイラーズ大学入学前から「2カ国留学」を計画し、テイラーズ大学在学中に国際開発学で世界トップクラスのサセックス大学(イギリス)への交換留学を実現されたKさん。 マレーシアとイギリスとの違いや、サセックス大学での交換留学実現までの道のり、将来のビジョンまで、本音で語っていただきました。

プロフィール

高校卒業後は日本の大学に入学。日本の大学を退学し、2024年9月よりマレーシアのテイラーズ大学 国際関係学部で学ぶ。2026年1月現在、テイラーズ大学の学生としてイギリスのサセックス大学にて1学期間の交換留学を経験中。

1. イギリスへの留学の道のり

日本の高校卒業後、地元の大学に入学したものの、イギリスなど英語圏の大学で学んでみたいとずっと思っていました。費用的な面でなかなか留学に踏み出せずにいた時、海外留学推進協会の留学カウンセリングを受け、マレーシアの大学に進学するという選択肢を教えていただきました。 欧米圏の大学に比べると圧倒的に安いにも関わらず質の高い教育を受けられるということや3年間で卒業可能であることに加え、マレーシアの大学に支払う授業料で、1学期~1年間程度、イギリスなど欧米の大学で学べる交換留学制度があるということを知りました。

「マレーシアで費用を抑えつつ基礎を固め、交換留学でイギリスの大学で学ぶ」。このプランは、私にとってまさに理想的なルートでした。 マレーシアの大学の中でも特にテイラーズ大学は交換留学制度が充実しているということもあり、私は日本の大学を退学し、テイラーズ大学に入り直すことを決めました。

①なぜサセックス大学?

私が交換留学先としてサセックス大学を第一志望にした最大の理由は、私が興味を持っていた国際開発学(Development Studies)の分野で世界ランク1位の大学だったからです。 「せっかく交換留学に行くなら、自分の専攻分野で世界最高峰の環境を見てみたい」。その一心で、入学当初からターゲットをここに絞っていました。

②選考スケジュールと準備のポイント

テイラーズ大学の交換留学選考は、基本的に以下の2点だけで合否が決まります。

  1. GPA(成績): これが最も重要です。
  2. IELTS(英語力): 希望する留学先が求めるスコアをクリアしているか。

出願時には第3希望まで大学名を記入します。私は以下の大学を選択しました。

  • 第1希望: サセックス大学(イギリス)
  • 第2希望: アベリストウィス大学(イギリス)
  • 第3希望: オーストラリアの大学

交換留学の時期や選考スケジュールは、学部によって異なりますが、私の所属する国際関係学部では以下のような流れでした。

1年次 8月頃(1学年終了時): 交換留学に応募

夏休み期間中: 選考プロセス(書類審査)

2年次 9月(新学期開始直後): 結果発表

1年次の終わりには交換留学へ申請することになるため、1年次の最初の学期から良い成績を収めることを目標に勉強をしました。1年次終了直前のGPAは 3.8(4.0満点中)でした。また、交換留学の応募条件には、留学希望先の大学が求めるIELTSといった英語能力試験のスコアも必要になるため、IELTSのスコアアップのための勉強にも力を注ぎました。

③卒業時期が半年遅れる可能性

マレーシアとイギリスでは学期の開始時期が異なります。そのため、交換留学をすることで、卒業が半年ほど後ろ倒しになることがあります。所属学部や交換留学先の大学によっても変わるため、テイラーズ大学入学後、早い段階で留学アドバイザーに相談・確認することをお勧めします。

2. マレーシア vs イギリス:

①授業の受け方の違い

【サセックス大学:膨大なリーディングと「発言への渇望」】

サセックス大学に来て衝撃を受けたのは、「Required Reading(必読文献)」の量です。 授業は週に1科目2時間程度と短いですが、その裏には膨大な予習が必要です。授業は「文献を読んできていること」を前提に進み、教授は一方的に話すのではなく、「君はどう思う?」「なぜそう書かれていると思う?」と常に問いかけてきます。

周りの学生は「学ぶこと」に貪欲で、卒業後のビジョンも明確です。彼らの議論を聞いていると、「自分ももっと深く考え、発言しなければ」と良い刺激を受けます。 一方で、教授たちは非常に**「スチューデント・フレンドリー」**です。私が「カリキュラム開発に興味がある」と相談したところ、オフィスアワーを使って個別のミニ講義をしてくれるなど、学生の意欲には全力で応えてくれる環境があります。

【テイラーズ大学:鍛えられた基礎力】

一方、テイラーズ大学はレクチャーとチュートリアル(実践)がセットで週4時間あり、手取り足取り教えてくれる環境でした。課題やプレゼンが多くハードでしたが、そこで基礎的な知識や英語力を叩き込まれたおかげで、今のイギリスでの授業になんとかついていけていると感じます。

②英語力の違い:マレーシアでの「自信」とイギリスでの「現実」

言葉の面でも大きな違いを感じています。 マレーシアにいた頃は、私の英語力は周囲から褒められることが多く、「話せる方だ」という自信がありました。 しかし、イギリスに来てからは一度も英語を褒められたことはありません。ここでは「英語ができて当たり前」の世界です。周りの留学生はもちろん、日本人の留学生でさえも非常に流暢で、レベルの高さに圧倒されました。

マレーシア入学前に感じた「授業についていけないかもしれない」という焦りやプレッシャーを、ここイギリスで久しぶりに味わっています。この環境の違いも、2カ国留学だからこそ得られた貴重な気づきです。

③その他

多民族国家であるマレーシアで学んでいた時はマレーシア人に溶け込んでいました。しかし、イギリスでは明確にアジア人というマイノリティになります。 街中では少し視線を感じることもありますが、自分のルーツである日本やアジアを再認識するよい機会でもあります。

また、物価は全然違います。イギリスの物価は非常に高く、特に外食はお金がかかりますが、イギリスまでの航空券を安く手配したり、自炊をして日々の食費を節約したりなど、なんとか乗り切っています。マレーシアの「安くて美味しい食事」が今は少し恋しいですね。

3. 切磋琢磨できるテイラーズ大学の仲間

テイラーズ大学には、私のように交換留学の目標を持つ学生もいれば、現地でのビジネスや活動に注力する学生もいます。

日本人の同じ学部の友人は日本人学生による就職支援団体の代表を務めており、自ら日本をベースにする企業と積極的につながり、マレーシアで学ぶ日本人学生のため就職イベントへの参画を促す活動をしています。日本企業をマレーシアに招いて就職説明会なども開催しており、マレーシアの大学で学ぶ日本人学生は、こういった機会をうまく活用しながら、卒業後の就職につなげているなど、日本人の大学生コミュニティに貢献をしています。財布が閉まらないほどの企業の担当者の名刺を集めている彼は圧倒的な行動力の持ち主です。

また、別の国に交換留学をしている友人もいて、時々連絡を取り合いながら、情報交換をしています。

目指す方向は違っても、お互いの活動報告をすることで「負けていられない」と刺激をもらえる、最高の仲間に出会えたこともマレーシア留学の大きな財産です。

4. 将来のビジョン:世界で経験を積み、いつか沖縄へ

①WBL制度を活用したキャリア形成

私の将来の目標は、海外、特に教育分野(カリキュラム開発や学校の実態調査、NGOなど)でキャリアを築くことです。 現時点ではマレーシアの大学を卒業しても、すぐに日本に戻って就職するつもりはありません。 まずは世界を舞台に、自分自身の力を試したいと考えています。

そのための重要なステップとして考えているのが、テイラーズ大学の3年次のカリキュラムに組み込まれているWBL(Work-Based Learning)という1年間のインターンシップ制度です。 私はこの期間を最大限に活用するため、イギリス留学中に、現地の教育関連NGOや団体で留学後も残って実務経験を積めないか、サセックス大学のキャリアセンターとも相談しながらリサーチを進めています。

②最終的なゴールは「故郷・沖縄」への貢献

世界で様々な経験をした上で、最終的には地元の沖縄にその知見を持ち帰り、何らかの形で貢献したいという強い想いがあります。 「世界で学び、故郷に還元する」。これが、今の私が描いている長期的なビジョンです。

5. これから留学を目指す方へ

マレーシアの大学に入学して、アジアと西洋、二つの環境を経験するこのルートは、単に経済的なメリットだけでなく、全く異なる視点を持てる点で非常にユニークで価値があります。

「本当に自分に行けるのか」と不安になることもあると思いますが、早めの準備(特にGPA!)と情報収集があれば道は開けます。 もしマレーシア留学について迷っているなら、ぜひ飛び込んでみてください。

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