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ミズーリ州立大学 Missouri State University
アメリカミズーリ州にあるミズーリ州立大学(Missouri State University / MSU)の公式入学窓口です。一般財団法人海外留学推進協会は入学手続きを無料でサポートしています。
E.A.さん 留学体験談

- 21歳女性
- 学校名:ミズーリ州立大学
- プログラム:Non degree Seeking
- 留学期間:9ヶ月
- 留学時の目標:語学力を伸ばすこと、教育学(多文化教育、第二外国語教育)についての知識を深めること
【1】留学前と今の気持ちの変化について。
留学前の自分は不安でいっぱいで、正直留学をしないほうがいいのかなと葛藤していました。また、失敗を恐れて本当はやりたいことがあったとしても、諦めてしまうことが多かったように思います。
しかし、今考えると、留学しなければ出会わなかったような、多様なバックグラウンドを持つ人と出会ったことで、自分の視野を広げられたなど、貴重な体験をたくさんすることができたので、本当に留学を決意してよかったと感じます。 また、留学先で友達を作ったり、授業についていくためにも、自ら積極的に行動していくことが大切だと痛感しました。
【2】出発までに入学に必要な英語力はどのようにつけましたか?また効果的だった方法があれば教えて下さい。
BBCなど英語のニュースを見たり、TOEFL対策の単語帳や問題集を活用して勉強していました。
スピーキングに関しては、オンラインで英会話の授業をとっていたのでそれがとても役立ちました。
【3】英語の勉強の他に入学までに何か準備しましたか?
コロナ禍だったので、PCR検査やワクチン接種をしました。それ以外は特に特別な準備はしていません。
【4】学校を選んだ理由は?
学費が安かった、自分が学びたいと思っていた科目に力を入れていたため
場所も都会すぎず田舎すぎず、語学力も伸ばしていきたいと思っていた自分に合っていると思ったため
【5】留学生活で苦労したこと
食事管理が難しかったです。
アメリカの食事は日本と比べて量が多く、脂っこいものが多かったので、友達と外食に行く時以外はなるべく自炊を心がけました。また、大学のジムも無料で使えたので、適度に運動もしながら体調管理にも気をつけて生活していました。
【6】成長したと思えることは?
留学当初は、一対一でのコミュニケーションは出来たとしても、2人以上になると会話のテンポについていくのに必死だったのですが、今では大人数でのコミュニケーションもできるようになりました。
また、最初はビクビクしながら受けていた授業にも徐々に慣れ、期末試験で満点を取れた時は今までの地道な努力が実ったと感じ、とても嬉しかったです。
【7】学校について教えて下さい。キャンパス内のことや学校スタッフのことなど気づいたことなんでも。
日本と違ってキャンパスはとにかく広く、寮や校舎を巡回するバスが通っています。 スケボーやスクーターで通学する人もいて、アメリカらしいなと感じています(笑)
大学の先生はとても親身な方が多く、助かっています。私の場合、履修登録に関して悩みがあった際に、担当の教授にメールで相談したところ、相談した日にすぐzoomセッションを設けて直接相談に乗ってくださった時はとても有り難かったです。
あと、留学生に対するサポートもとても手厚いなと感じています。留学生が率先して参加できる学校行事やプログラムもたくさん用意されていますし、何か困ったことがあればいつでも大学のスタッフの方が助けてくれます。
【8】今までの授業で一番大変だった内容は何ですか?
School and Societyという科目です。アメリカの代表的な教育思想家に関する本や、アメリカの教育事情に関する本を読んでディスカッションを行ったり、レポートを書く授業でした。毎週60ページ以上読まなければいけなかったため、授業に合わせて計画的に読み進めていました。また、授業前にディスカッションで話す内容をあらかじめ考えてから、授業に臨んでいました。
授業の受講生は、私以外全員アメリカ人だったこともあり、初回の授業で知識の差をとても痛感しました。そのため、授業についていくために本を読むだけでなく、アメリカの教育の歴史や現状について必死に調べる必要があり、本当に大変でした。
【9】一日どのくらいの勉強時間をとっていましたか?主にどこで勉強していますか?
2時間程度。試験前は、4時間ぐらい。
勉強は、平日は自分の寮の部屋・図書館・大学のスタバ、週末は、自分の寮の部屋か、大学近くのカフェでしていました。
【10】 1週間の時間割
秋学期(1st Semester)
月曜日 | Multicultural Education (16:00-18:10) |
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火曜日 | Sociolinguistics (15:30-16:45), Second Language Acquisition (17:30-20:20) |
水曜日 | School and Society (16:00-18:30) |
木曜日 | :Sociolinguistics (15:30-16:45) ※火曜日のSociolinguisticsと同じ科目・先生も同じです |
【11】授業はどんな感じでしたか?1クラス何名くらいでどのような国籍の人が来ていましたか?また授業終了後、週末の過ごし方を教えて下さい。旅行などに行った場合どこを訪れたかなど・・・。
Multicultural educationとSchool and Societyというクラスは、基本的に現地で教員免許を取りたい生徒のための授業だったため、留学生は私一人だけで、クラスは大体20-30人ぐらいでした。
その他のSociolinguisticsとSecond Language Acquisitionは留学生が6割を占め、クラスは大体15名ぐらいでした。国籍は、中国、バングラデシュ、北マケドニア、イラン、メキシコなどでした。この2つのクラスを担当していた先生もインド人だったこともあり、授業中は自分たちの地域の英語や言語、文化について話し合うことが多く、とても興味深かったです。また、日本と違って大学生と大学院生が一緒に授業を受けることができ、時には社会言語学に関する講演会に参加させてくれたりと、授業のレベル高くとても良い経験になりました。
授業終了後は、授業の宿題や復習もしつつ、クラブ活動やイベントに参加することが多かったです。最近、授業後に留学生同士で様々な国の料理を食べ歩くことにもハマっています。
週末は、ホストファミリーと過ごすことが多いです。最近だと、Silver Dollar Cityという遊園地に連れて行ってくれたり、サンクスギビングやクリスマスも一緒に過ごしました。MSUでは、地域の方々がホストファミリーとなって、留学生に地域の文化を体験させてくれる「International friends」というプログラムがあるので、ぜひ参加してみてください。とても良い方々ばかりです。
【12】授業料、滞在費を除く1ヶ月の生活費は?
3万円前後(食費込み)
【13】滞在先はどこに住んでいましたか?どんな感じのところでしたか?
学校の寮(正確にはアパートメント)に住んでいました。部屋が2つ(二人部屋×2)とリビングとキッチンがついていました。リビングには、ユーチューブやアマゾンプライムなどが見られるテレビ、とソファーがついていました。キッチンには、冷蔵庫とオーブン、レンジ、食洗機、コンロもついています。部屋もかなり広めでクローゼットもついているので、もうちょっと荷物持ってきてもよかったかなと少し後悔しています(笑)。
私は9階に住んでいたので、綺麗な夕焼けや夜景が見られてとてもよかったです!
【14】友達の作りかたでうまくいったこと

とにかくいろんな行事やサークルに参加するなど、積極的に行動したことが友達作りで一番役立ちました。
現地の方はとてもフレンドリーで優しい方ばかりなので、たまたま参加した行事がきっかけで仲良くなり、一緒にご飯に行くこともよくありました。また、サークル等にも積極的に顔を出すことで、サークル外の集まりにも呼ばれることが増えたので、自分からアクションを起こしていくことはとても大切だと感じます。
【15】今までで嬉しかったことは?また辛かったことは?
今まで嬉しかったことは、2つあります。
- 毎日の勉強をコツコツ頑張った結果、履修した全ての科目でA-以上の成績を取れたこと。この結果に至るまでの過程や勉強は本当に大変でしたが、今までの努力が実って本当に嬉しかったですし、自分に自信がつきました。
- 日本食をホストファミリーや友達に振る舞った際に、とても喜ばれたこと。アメリカ人の味の好みに合うか、正直不安だったのですが、とても気に入ってくれて嬉しかったです。このことをきっかけに友達との仲も深めることができました
逆に辛かったことは、ルームメイトとのお別れです。週末は一緒に遊びに行ったりするほどとても仲良かったのですが、ルームメイトの方が私よりも留学期間が短く、すぐにお別れしなければならなかったことがとても辛かったです。また、学校環境に慣れるまでの2、3週間もとても辛かったです。
【16】学校周辺で気に入っていたとこ、または気に入った場所は?お店なども・・・。
カフェやコーヒーショップが歩いて15分圏内に色々あったので、コーヒー好きの私にとってはとてもよかったです。特に、Europian Caf?とThe coffee Ethicというコーヒーショップは雰囲気がとてもよくてお気に入りです。
Andy'sというフローズンカスタード(アイスクリームに近いデザート)と、Rama Thai Cafe(タイ料理), Zayka(インド料理)は本当に美味しいのでぜひ行ってみてください!
【17】卒業後の進路(1年留学の場合は帰国後の就職活動で希望している職種)
英語科教員免許取得も目指しながら、商社など海外との関わりが強い職種も視野に入れながら就職活動をしていこうと考えています。
【18】授業についていけるかどうか心配される日本の学生は多いのですが、これから留学を目指す後輩たちへのアドバイスをお願いします
最初から上手くなんでもこなせる人の方が珍しいと思います。そのため、初めのうちは授業についていけない自分にがっかりするのではなく、今の状況を変えていくために前向きに努力していくことの方が肝心だと私は感じます。
私も最初は授業に慣れるまでは辛い思いをしました。でも、予習と復習を欠かさずに行ったり、わからないところは先生に聞きに行くなど、コツコツ努力を積み重ねた結果、徐々にクラスにも慣れていき、助けてくれるクラスメイトも増えていきました。先生もその努力を認めてくれて、「よく頑張っているね」と褒めてくれた時はとても嬉しかったです。
とりあえず、自分を信じてがむしゃらに頑張ってみてください! 絶対努力した分だけ結果はついてくるはすです。