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オーストラリアの主な州と都市
クイーンズランド州(Queensland)
クイーンズランド州は、人口500万人近くを擁する、オーストラリア第3の州。面積はオーストラリア大陸の4分の1を占める。広大な面積を擁するため、北から南まで気候は様々だが、概して温暖でビーチなどでも有名。
日本からもっとも近い州であり、日本人留学生も多く集まっている。2016年には約11万人の留学生が滞在。サンシャインステイトと呼ばれ、グレートバリアリーフなど6つのUNESCO世界遺産を持つ観光州として世界的に人気。
ケアンズ(Cairns)
珊瑚海に面し、グレートバリアリーフへの玄関口として有名な都市。ジェームスクック大学がある。海外在留邦人数調査統計(平成29年)によると、2016年10月1日時点で3,488人もの日本人が滞在している。
ブリスベン(Brisbane)
クイーンズランド州の州都であり、シドニー、メルボルンに次ぐオーストラリア第3の都市。230万人以上の人口を擁する。海外在留邦人数調査統計(平成29年)によると、2016年10月1日時点で10,823人もの日本人が滞在している。オーストラリア有数の観光地への玄関口としても有名。クイーンズランド大学やクイーンズランド工科大学といった名門大学や、ILSC、LSI、Kaplanなどの主要語学学校がある。
ゴールドコースト(Gold Coast)
人口60万人以上を擁する、オーストラリア第6の都市。サーファーズパラダイスなど娯楽エリアがあるオーストラリア有数の観光保養地として有名。オーストラリアの6大都市を除くエリアで学ぶ留学生の、実に3分の1以上がこのゴールドコーストで学んでいる。海外在留邦人数調査統計(平成29年)によると、2016年10月1日時点で10,284人もの日本人が滞在している。ボンド大学やグリフィス大学がある。
ニューサウスウェールズ州(New South Wales)
州内人口は780万人以上で、オーストラリア最大の都市シドニーがある。オーストラリア教育省によると、2016年に留学生数26万人以上がニューサウスウェールズ州に滞在しており、オーストラリア国内で最も留学生が多く集まる州となっている。10大学が立地し、オーストラリアの名門大学Group of Eight中、シドニー大学とニューサウスウェールズ大学がこの州にある。
シドニー(Sydney)
大都市圏人口503万人以上を擁する、オーストラリア最大の都市。実にオーストラリア全人口の5分の1以上がシドニー大都市圏に住んでいる。海外在留邦人数調査統計(平成29年)によると、2016年10月1日時点で31,321人もの日本人が滞在している。
オーストラリア一の商工業の中心地であるだけでなく、2000年には夏季オリンピックの開催地となり、またUNESCO世界遺産のオペラハウスなどの観光地も多数ある。シドニーはマーサー世界で最も住みよい都市ランキング2017年版で、第10位にランクされている。シドニーには、オーストラリア最古の大学であり研究重視のシドニー大学や、実学重視でビジネス系の学問等に強いニューサウスウェールズ大学、シドニー工科大学などの著名大学がある。私立語学学校としては、ILSC、ELS、Kaplan等の人気校がある。
キャンベラ(Canberra)
キャンベラは、人口40万人を擁するオーストラリアの首都。シドニーとメルボルンの間に建設された計画都市であり、Group of Eightの1校であるオーストラリア国立大学がある。海外在留邦人数調査統計(平成29年)によると、2016年10月1日時点で1,280人もの日本人が滞在している。
ビクトリア州(Victoria)
ビクトリア州は、人口630万人以上を擁する、ニューサウスウェールズ州に次ぐオーストラリア第二の州。オーストラリアの古都であるメルボルンがあり、オーストラリアで最も誉れ高い名門メルボルン大学や、同じくGroup of Eightの1校であるモナシュ大学など、9つの大学が位置する。2016年の段階で、オーストラリアに留学している学生の21万人以上が学んでいる。
メルボルン(Melbourne)
メルボルンは、人口約473万人を擁する、シドニーと並ぶオーストラリア最大の都市の1つ。海外在留邦人数調査統計(平成29年)によると、2016年10月1日時点で17,756人もの日本人が滞在している。古都であり、メルボルン大学やモナシュ大学を筆頭とする名門大学がある。メルボルンはマーサー世界で最も住みよい都市ランキング2017年版で、第16位にランクされている。私立語学学校としては、ILSC、Kaplan等の人気校がある。
南オーストラリア州(South Australia)
南オーストラリア州は、人口170万人以上を擁する州で、人口のほとんどが州都であるアデレード大都市圏に集中している。
アデレード(Adelaide)
人口130万人を擁するオーストラリア第5の都市で、南オーストラリア州の州都。Group of Eightの1校であるアデレード大学が位置する。私立語学学校としては、人気校Kaplanがある。海外在留邦人数調査統計(平成29年)によると、2016年10月1日時点で2,616人もの日本人が滞在している。
西オーストラリア州(Western Australia)
西オーストラリア州は、人口260万人以上を抱え、オーストラリアで最も面積の広い州。人口のほとんどが、パース大都市圏に集中している。
パース(Perth)
パースは、202万人以上が住むオーストラリア第4の都市。Group of Eightの1校である西オーストラリア大学など、5大学がある。海外在留邦人数調査統計(平成29年)によると、2016年10月1日時点で7,942人もの日本人が滞在している。
ノーザンテリトリー準州(Northern Territory)
ノーザンテリトリー準州は、インドネシアなど東南アジア諸国に近い準州。人口のほとんどがダーウィン都市圏に住んでいる。準州の南端近くには、世界で2番目に大きい一枚岩であり、UNESCO世界遺産の1つであるウルル(エアーズロック)がある。
ダーウィン(Darwin)
ダーウィンは、人口15万人を擁する準州内最大の都市。東南アジアとオーストラリアの窓口となっている。オーストラリアで最も人口増加が著しい都市の1つ。チャールズダーウィン大学がある。
タスマニア州(Tasmania)
タスマニア州は、オーストラリア大陸から南方に240km離れた島にある州。人口52万人が住む州で、タスマニアデビルなどユニークな動物も生息しており、観光州としても名高い。
ホバート(Hobart)
ホバートはタスマニア州の州都で、約23万人の人口を抱える。歴史的な建築物による情緒豊かな景観でも知られる。ホバートにはタスマニア大学がある。
オーストラリアのランキング
オーストラリア大都市生活の質ランキング
マーサーが発表するクオリティ・オブ・リビング(生活の質・住みやすさ)による都市ランキング2017年版によると、オーストラリアの大都市は世界有数の高い評価を得ている。このランキングで対象となっているオーストラリアの全6都市が、日本の都市として最高ランクの東京よりも、高いランクに位置している。
- 世界第10位 シドニー
- 世界第16位 メルボルン
- 世界第22位 パース
- 世界第28位 アデレード
- 世界第29位 キャンベラ
- 世界第37位 ブリスベン
- (世界第44位 ニューヨーク)
- (世界第49位 東京)
オーストラリア都市人口ランキング
オーストラリア統計局の2016年全国調査による、7大都市圏の人口ランキング。
- 第1位 シドニー 4,823,991人
- 第2位 メルボルン 4,485,211人
- 第3位 ブリスベン 2,270,800人
- 第4位 アデレード 1,295,714人
- 第5位 パース 1,943,858人
- 第6位 ホバート 222,356人
- 第7位 ダーウィン 136,828人
オーストラリア留学生数ランキング
各州で学ぶ留学生数の、オーストラリア教育省による2016年のランキング。
- 第1位 ニューサウスウェールズ州 261,344人
- 第2位 ビクトリア州 214,248人
- 第3位 クイーンズランド州 109,554人
- 第4位 西オーストラリア州 54,640人
- 第5位 南オーストラリア州 33,458人
- 第6位 キャンベラ 14,439人
- 第7位 タスマニア州 5,819人
- 第8位 ノーザンテリトリー準州 2,188人