入学方法編 Q&A FAQ よくあるご質問と回答

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海外留学Q&A(FAQ)入学方法編

入学方法編

大学の出願方法から合否基準まで、アメリカと日本では大きく異なります。アメリカの大学進学を目指すために必要な、志望校の決め方や具体的な手続き方法など、入学前のステップについてお答えします。



Q:アメリカの大学に入学する方法は?

A:アメリカには日本のような一斉入試はありません。書類や高校(大学)の成績などが総合的に審査されます。

アメリカの大学の合否は、出願時に送られた書類の審査によって決定されます。合否通知が届くまでの日数はおよそ2ヵ月。期限前でも定員に達した時点で締め切る場合もあるため、できるだけ余裕を持って行いましょう。

出願時に提出する必要書類

ほとんどの大学でも必要なもの
入学願書 アメリカの大学の合否は、出願時に送られた書類の審査によって決定されます。合否通知が届くまでの日数はおよそ2ヵ月。期限前でも定員に達した時点で締め切る場合もあるため、できるだけ余裕を持って行いましょう。
成績証明書
(英文)
審査の中で最も重要視されるのが高校あるいは大学の成績。出願の時点で学校を卒業している人は、卒業証明書も必要です。
TOEFLまたは
英検などの
スコアレポート
英語を母国語としない学生は、大学の授業を理解するだけの英語力を証明する必要があります。TOEFLが有名ですが、日本で受ける英検資格も認定されつつあります。
預金残高証明書
(英文)
アメリカで働かずに留学できる財力を証明する必要があります。本人または保護者が口座を持つ金融機関に依頼すれば作成してもらえます。必要な残高は大学によって異なります。
申請料 大学によって金額は様々。送金方法はクレジットカード、送金小切手、海外送金などが一般的です。
学校によっては必要なもの
エッセイ
(英文)
テーマや文字量は各校で異なります。必須ではなくても、自己アピールの材料としてプラス評価となる可能性が大きいため、提出をおすすめします。ネイティブスピーカーや留学専門会社に添削指導を依頼することもできます。
推薦状
(英文)
高校生は担任教師、大学生は学部の指導主任やゼミの担当教官にお願いするのが一般的。学業での評価、学業以外の優れた点や才能、出願者が志望校で学ぶ意義を折り込みましょう。
SATやACTなど
学力を証明する
スコアレポート
これらはアメリカの高校生を対象とした学力測定試験で、留学生は免除されることが多いですが、一部の難関校に出願したり奨学金を申請する場合は必要なケースもあります。
作品、
ポートフォリオ
音楽や美術、ファッションなどの分野に進む場合は、作品の提出やオーディション参加を求めるケースが見られます。

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Q:入学に必要な語学力/学力はどれくらい?

A:目安は4年制大学で英検準1級、2年制大学では準2級。英語力が足りなくても、進学可能な方法があります。

アメリカの大学への入学条件の目安は以下の通りです。英語力が入学基準に満たなくても、学力など総合的に判断し、英語力が達した時点で入学を認める「条件付き入学」を実施する大学も多数あります。また、条件のゆるやかな2年制大学から4年制大学の3年次に編入する「編入制度」も盛んなので、そうした方法を考慮するのも一考です。

しかし留学出発の前に日本で十分に英語力を強化することが絶対に必要です。

入学に必要な語学力/学力の目安

2年制大学 4年制大学
英語力の目安 TOEFL iBT 45点~79点
(英検準2級相当)
TOEF iBT 61点~100点
(英検準1級相当)
学力の目安 GPA2.0以上
(5段階評価の評点平均3.0以上)
※成績を問わない学校もあります
GPA2.0以上
(5段階評価の評点平均3.0以上)
学歴 高校卒業見込み以上、大検合格者 高校卒業見込み以上

※TOEFLとはTest of English as a Foreign Languageの略称。外国語としての英語力証明テスト。→入学方法編へ

※ iBTとはInternet-Based Testの略。インターネットで受験する形式。スコアは0~120点

※ GPAとはGrade Point Averageの略。主にアメリカで採用されている成績評定平均。学校の成績を数字に換算したもの。→大学生活編へ

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Q:入学手続きは自分でもできますか?

A:YESですが、向き不向きがあります。留学専門会社と比較し、自分に合った手段を選びましょう。

アメリカには約4000もの短大・大学があり、その中から志望校を決めるには相当な時間や労力がかかります。また大学留学は情報収集や出願、ビザの取得などの手配も煩雑です。小さなミスひとつで、入学が見送られるという最悪のケースも起こりかねません。「お金がもったいない」と安易に自己手続きに走るのではなく、両者を比較したうえで自分に合った手段を選ぶのが、本当の賢い留学手続きといえるでしょう。

自分で入学手続きした場合

メリット
  • 手続代行費用がかからない
  • 英語の勉強になる
  • 現地の人と直接やり取りができる
  • 自信や達成感につながる
デメリット
  • 情報収集に膨大な時間と労力が必要
  • やりとりが英語なので、語学力に自信がないと誤解が生じやすくストレスがかかる
  • 時差があるため問い合わせや諸手続きに時間がかかる

留学専門会社で入学手続きした場合

メリット
  • 時間と手間が節約できる
  • スケールメリットで自己手続きよりも諸手続きや合否結果の判明が迅速
  • 豊富な情報や経験豊かな留学カウンセラーの客観的な意見が簡単に入手できる
  • 日本語のやりとりで誤解が生じにくい
  • 書類の記入もれや提出期限を逃すなどのうっかりミスを防ぐことができる
デメリット
  • 手続代行費用、手数料などの費用がかかる

海外留学推進協会で手続きをした場合

メリット
  • 手続代行費用がかからない
デメリット
  • 特になし

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Q:入学手続きはいつしたらいいですか?

A:大学留学なら1年半前から準備を。自己手続きは留学専門会社経由よりも時間が必要です。

言語も教育制度も異なる国に進学するのですから、じっくりと腰をすえて準備したいもの。会社によって異なりますが、留学専門会社の手配では自己手続きよりも情報収集や提出書類の用意などにかける時間が相当節約できます。また、実績のある会社では大学からの資料送付や合否判定などの対応が早い場合があるため、手続きの時間を更に短縮できる場合もあります。

しかし留学専門会社の場合には、サービス費用がかかります。

留学専門会社と自己手続きのスケジュール比較

スケジュール比較

※アメリカの大学に9月入学を目指す場合の一例

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Q:情報収集の方法を教えてください。

A:数多の情報源に、膨大な情報量。様々なメディアを賢く利用して必要な情報を。

インターネットを利用する

自宅にネット環境があれば、最新情報が容易に入手可能です。興味のある大学の公式サイトには必ず目を通し、学校の概要、学部や専攻、出願方法などを確認しましょう。留学の予備知識がない人は、初めに基礎知識から学校情報まで幅広く紹介するポータルサイトをのぞくのもいいでしょう。大学ランキング、留学経験者のブログ、掲示板などネットで得られる情報は実に多彩ですが、あやふやな情報や個人の悪感情にまかせて書かれたものも少なくないので、適切な情報を選別するよう心がけましょう。

  • Collegeboad(英語)
    http://www.collegeboard.com/
    さまざまな条件で学校検索ができ、留学生向けの情報や適性試験の情報も提供。
  • Peterson's(英語)
    http://www.petersons.com/
    アメリカの大学ガイドブック出版社のサイト。全米の大学やプログラムが検索可能。
  • NAIS(National Association of Independent Schools)(英語)
    http://www.nais.org/
    州別、学校のカテゴリー(男女別学・共学、寮の有無)で検索可能。
  • 米国教育省(英語)
    http://www.ed.gov/
    各州の教育省、小学校~大学までの教育関連機関が網羅されている。

ガイドブックを利用する

情報が一冊にまとまっているガイドブックは、読みやすくデータ比較も楽で便利。日本のガイドにも優れたものはありますが、より詳細な情報を得るにはCollege BoardやPeterson'sなどが発行する、洋書の大学ガイドが参考になります。

  • If You Want to Study in the United States Book(Book 1,2,3)
    アメリカ国務省発行。アメリカ留学ガイドブック。
  • 2 Year Colleges
    Peterson's 発行。州で地域認定を受け、準学士号資格を取得できるアメリカの2年制大学を紹介。
  • 4 Year Colleges
    Peterson's 発行。州で地域認定を受け、準学士号資格を取得できるアメリカの4年制大学を紹介。
  • College Handbook
    The College Board発行。アメリカの4年制大学及び2年制大学3600校の基本情報を紹介。
  • Peterson's Applying to Colleges and Universities In the United States
    Peterson's 発行。留学生対象のアメリカ4年制&2年制大学の紹介。奨学金や出願手続きなどの情報を掲載。
  • The College Board Guide to 150 Popular College Majors
    Renee Gernard著。アメリカ4年制大学の学士課程で人気の高い150の専攻について解説。
  • The College Board Book of Major(College Board Index of Majors & Graduate Degrees)
    The College Board発行。専攻分野からそれを提供する大学や学位を調べることができる。

こうした英語のガイドブックは、大手書店(紀伊国屋本店など)で取り扱っている。また、アマゾンコムや各出版社のオンラインストアでも注文可能。

公的機関、留学専門会社を利用する

在日アメリカ大使館や日米教育委員会、JASSOなどの教育文化機関といった公的機関でも、留学情報を発信しています。ビデオの閲覧、資料入手が可能で、留学相談に応じるところもあります。一方、民間の留学専門会社は情報収集や手続きの代行を担い、カウンセラーから話を聞くことができます(詳細は「入学手続きは自分でもできますか?」へ)。

  • 日米教育委員会(EIS)
    http://www.fulbright.jp/
    日本で唯一の公的アメリカ留学相談機関。出願手続きや奨学金などの情報を掲載。
  • 独立行政法人日本学生支援機構留学情報センター
    http://www.jasso.go.jp/ryugaku/
    無料留学相談、奨学金制度、留学フェアの案内。
  • 留学と海外生活情報の"STEP UP"
    http://www.stepup.co.jp/
    約200ジャンル・1000以上のプログラムを掲載する日本最大級の留学情報サイト。
  • All About
    http://allabout.co.jp/study/studyabroad/
    留学のプロのガイドによる、留学総合案内。

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Q:大学の決め方についてアドバイスをください。

A:一番大切なのは「留学の目的」を明確にすることです。自分の条件や希望に照らし合わせ志望校を絞りましょう。

以下はアメリカの大学を決める際のプロセスです。各ステップのチェック項目ひとつひとつをクリアしながら先に進みましょう。もし「自分の条件(英語力、資金など)では無理」と行き詰まったら、一度専門家である留学カウンセラーに相談することをおすすめします。「できない」と思い込んでいたことも、視点を変えてみたり経験豊かな第三者による客観的なアドバイスを得ることで、意外な解決策や突破口を発見するケースもあるのです。

Step1 「留学の目的」を考える。

  • 何のために留学するのか?
  • 何を学ぶために留学するのか?
  • それはアメリカ(海外)の大学でないと学べないのか?アメリカ(海外)で学ぶことにどんなメリットや意義があるのか?
  • アメリカの大学を卒業後のキャリアプラン、進路はどうするか?

Step2 自分の希望・条件を明確にし、志望校のアタリをつける。

希望
  • 学科や専攻
  • 卒業後に取得できる学位や資格(4大卒、短大卒など)
  • 留学先の気候、文化的側面、雰囲気、特徴(都市部か地方かなど)
条件
  • 英語力(英検の級、TOEFLスコアなど)
  • 学力(成績、SATやACTなどの学力テストスコアなど)
  • 渡航日
  • 留学期間
  • 留学費用

Step3 志望校がだいたい絞れたら、以下の点をチェックする。

  • 学校の種類(州立/私立、4年制/2年制大学など)
  • 入学条件(条件付き入学制度の有無など)
  • 出願・合否判定方法(出願先、締切日、提出物など)
  • 学位・資格(日本で通用するか)
  • 教育環境(学生総数、教官数との比較、研究設備・施設など)
  • 学期制(入学時期、期間)
  • カリキュラム(プログラム内容、指導方法、クラスの規模、教官の質など)
  • 滞在先(学生寮の有無、アパートやホームステイのアレンジの可不可など)
  • 留学生の受け入れ実績、サポート体制(留学生の割合、付属の語学講座、補習クラス、留学生アドバイザーや留学生オフィスなど)
  • 学費(授業料、寮費、教材費など。奨学金や授業料減免の有無)
  • 生活環境(治安、物価、生活の便、キャンパスのある町の雰囲気など)

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Q:自己手続きをする場合のアドバイスは?

A:余裕あるスケジュールを心がけ、オリジナルの情報源から最新情報を得ることです。

1. 余裕のあるスケジュールが肝心

情報を集め数多い選択肢から学校を選ぶだけでもかなりの時間と根気を要します。資料や担当者のレスポンスもほぼすべて英語なので、それを理解しアクションを起こすまでにも、日本語の倍の時間がかかることを念頭におきましょう。

2. 情報は常に一次情報源から

ホームページや情報誌、書籍などから手広く関連情報を集めることも大切ですが、最後には必ず一次情報源で最新情報を確認するくせをつけましょう。各校の公式ホームページやカタログの最新版、ビザや渡航に関する情報は大使館や総領事館です。

3. 問い合わせのルールを守る

相手が提供する情報(ホームページ、パンフレットなど)にくまなく目を通し、所定のフォーマットや問い合わせ方法に従い、そこに掲載されていないことだけ問い合わせましょう。疑問点をリストアップしておき、まとめて質問すればムダのないやりとりができます。

4. ときには第三者のアドバイスも

自己手配をすると偏見やイメージにとらわれて選択肢が狭まったり先に進めなくなることがあります。専門家である留学カウンセラーや進路指導の先生など、留学情報に詳しく客観的な立場の人に助言を求めることも大切です。

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