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-日本人に適した無理のないアメリカ大学進学- 「コミュニティカレッジ経由4年制大学」

コミュニティカレッジの魅力

サミュエル・M・シェパード氏

サミュエル・M・シェパード氏/元英検留学審議会 審議委員

一般財団法人 海外留学推進協会 会長

日米教育委員会(フルブライト・プログラム)事務局長、文部科学省中央教育審議会 専門委員、大学評価・学位授与機構 大学評価委員会 委員、 国際教育交流協議会(JAFSA)理事、全米日米協会連合会(NAJAS)理事長、 元英検留学審議会 審議委員 等を経て、現在、一般財団法人海外留学推進協会会長、米国大学スカラーシッップ協会理事長

わが国のコミュニティーカレッジが、なぜ米国に留学する学生にとって魅力的な選択肢なのかについてお話しさせてください。それには7つの理由があります。

  1. はじめから4年制の教育機関に行くよりも、費用的に楽であること。
  2. 徹底した、内容の濃い教育が受けられるため、ほとんどの4年制大学への編入条件をみたすことができる。
  3. コミュニティーカレッジへは比較的容易に入学できる。
  4. 留学生のための経験豊かな専門サポートスタッフがいる。
  5. 多くのコミュニティーカレッジには、特に留学生のニーズに応えるための、「第二言語としての英語」(ESL)という優れたプログラムがある。
  6. 米国全土にあり、都合のよいところを選べるという利点がある。
  7. 優れた職業訓練コースを提供している。

海外の大学への進学ルート

コミュニティーカレッジの授業料

先ほどの各項目について、順に取り上げてみましょう。米国の4年制大学の年間授業料は、公立大学での10,000〜15,000ドルから私立大学での30,000ドル以上までと、幅があります。公立のコミュニティーカレッジの年間授業料は平均で2,076ドルですから、2年間では何千ドルもの節約になります。

質の高い教育

ここで重要な点は、受ける教育の質を犠牲にすることなく、出費を押さえることができること。コミュニティーカレッジは、後に4年制大学で何を専攻することになっても困らないだけの広範なコースを備えています。4年制大学への編入をめざす教養コースを選んだ場合、学生は4年制大学での学位取得に必要とされる必須科目の多くを履修することになります。例えば、英語を専攻しようと思う人は、英語のライティングと人文科学、という具合です。

入学許可

日本の大学は入るのは難しいが出るのは易しく、アメリカの大学は入るのは易しいが卒業するのは難しいと、しばしば言われています。これはある意味で本当ですが、それほど極端ではありません。多くの日本の大学は授業のレベルを引き上げてきていますし、アメリカの大学も入るのが次第に難しくなってきています。けれども、例外なく事実なのは、アメリカのコミュニティーカレッジへの入学許可を得るのは比較的簡単だということです。

専門家による留学生への支援

キャンパスでこのようなアドバイスを受けられる場所は留学生相談室、即ちISO(international student office)です。多くのコミュニティーカレッジには外国人教育分野の専門家がいる相談室を特別に設けており、留学生に対する支援を専門に行っています。ここでは教科に関するアドバイスから、住む場所をみつけること、ビザに関する情報など、非常に面倒になりがちなこともお世話をしてくれます。大部分のISOの相談室は、キャンパスや地域社会に関する特別のオリエンテーションを実施するとともに、米国の生活に適応するためのヒントなども提供しており、貴重な情報源として利用することができます。

英語能力

当然のことながら、学生は英語力に関する資格要件を満たす必要があります。全ての授業は英語で行われます。幸いなことに、今では英検を資格要件として認めるカレッジが増えてきていることで、この点についてはずっと簡単になりました。

英検については皆さまがよく知っていることと思います。英検1級の試験が他の類似の英語能力テストと比較して際立っている特徴の1つは、読む、書く、聞く、話す、の4つの技能領域の全てをテストするものであることです。

学生さんたちが米国で英語の勉強を続けたいと希望する場合も多いことでしょう。もちろん、英語学校で集中コースに入り、米国での勉強をスタートさせたいと考える学生さんもいるでしょう。コミュニティーカレッジの多くは優れたESL(第二言語としての英語)プログラムを提供しており、教師陣は第二言語としての英語を教えるための専門的な訓練を受け、大学院の学位を持っています。日本で教えた経験のある教師も多く、日本人学生に特有なニーズがわかっているものと思われます。

立地に関する利点

すべての州にコミュニティーカレッジ制度がありますので、学生がどの土地を選んでも大丈夫です。志望の4年制大学があるのと同じ州、できれば同じ市にあるコミュニティーカレッジを選ぶことをお勧めします。それが絶対に必要というわけはありませんが、こうすれば転入がずっと楽になります。ですから、私が学生さんにアドバイスしたいのは、まず米国で自分が住みたい地域を選び、それからカレッジを選ぶ、ということです。素晴らしいカレッジや大学が全国各地にあるからこそ、学生さんはこのようなことができるのです。

職業訓練という選択

コミュニティーカレッジでは職業コースという選択肢も提供しています。料理、デザイン、情報科学(コンピュータサイエンス)、看護等々、広範にわたる専門分野があります。認定資格をとるためのプログラムもありますし、文系準学士号や理系準学士号につながるものもあります。学生さんに一言忠告したいのは、4年制大学への編入を希望する方々にとって、これは最善の選択肢ではないということです。職業コースを選び、後になって4年制大学への編入を希望した場合、4年制大学に必要な教養コースを履修するのに、はるかに長い時間がかかってしまいます。

国境を超えて羽ばたく能力

本日私がお話ししていることは、アメリカ留学のための効果的で効率的な方法をどのように選ぶか、ということです。それでは、なぜ海外留学なのでしょうか。1つの大きな理由は、競争の激化している職場で必要とされる能力を身につける上で最も有効な方法だからです。以前にも増して、市場において競争力を持つ存在となるには、日本の大学では伝統的に教えられることの少なかった知識と技能、すなわち批判的思考能力と問題解決法、を身に付けなければなりません。アメリカの大学は、人文科学から自然科学に至る多くの科目において、これらの能力を開発するためのカリキュラムを構築しています。自分の立場を説明し、守ることが求められています。その過程で、英語を話す文化のなかで生活することにより、今日の世界の「共通語」(好むと好まざるとにかかわらず!)の語学力をつけるのです。別の文化のなかで生活し学習することにより、世界観を異にする人々と仲良くつきあい、同じ目標に到達するための様々なやり方を尊重する術を学ぶのです。

このようなことのすべてを通し、職場でより競争力を持つ存在になれるだけでなく、人をよりよい人間にするものでもあると思います。

(英検留学審議会の講演より一部を抜粋させていただきました。)

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