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マレーシア大学留学とディプロマプログラム
大学が開講している専門学校の修了証プログラムみたいなものが、ディプロマ（期間は2～3年間程度）です。
ほとんどの大学で開講しています。
世間一般的には学士号の方が評価は高いものの、ディプロマにも数多くのメリットがあるため、マレーシアでは多くの学生がディプロマプログラムで学んでいます。
なんの専門性もつかない1年制ファンデーションプログラムと異なり、ディプロマプログラムなら最初から専門スキルを身に着けられます。
ディプロマ修了後にそのまま就職もできますし、学士号プログラムへの編入もできます。
大学やプログラムによっては、海外大学編入も可能です。
学士号プログラム出願では不合格になってしまった名門大学でも、ディプロマなら合格できたり、ディプロマ後に名門大学編入を目指すこともできたりします。
メリット＆デメリット
メリット
- 学士号より早く卒業＆就職できる（半年～1年程度）
- 身についたスキルでディプロマ修了後すぐに就職できる
- ある程度単位を移行して学士号プログラムに編入できる
- 授業料が学士号より安い
- 海外大学編入ならほとんどの単位を移行できることがある
- 入学条件が学士号より低い（IELTS4.0～など）
- 高校在学中でも合格できることが多い
- 就職活動に失敗しても学士号プログラムに編入して再度就職活動のチャンスが得られる
- ファンデーションプログラムと違って、最初から専門的な勉強ができる
デメリット
- 学位としては扱われず、大学レベルではあるが専門学校卒のような扱いをされることがある
- マレーシアの大学の学士号プログラムに編入する際には、ディプロマの単位が最大50％までしか移行されない
- 海外就職や移住の際には、学士号取得者と比べて不利になる
- 大学院進学に使えない（原則として学士号経由で大学院進学を目指す必要がある）
- 広く浅くのカリキュラムが好きな人には向かない
ディプロマプログラムおすすめ大学
UCSI大学
UCSI大学は、マレーシアの私立トップ2の大学の1校です。
クアラルンプール南部の人気エリアであるチェラスにあります。
一部のディプロマプログラムで、イギリス、アイルランド、オーストラリアへの編入提携があります。
オーストラリアのGroup of Eightの名門クイーンズランド大学（ビジネス・経済・法律系）や、イギリスのラッセルグループの名門バーミンガム大学（機械工学・電子＆電気工学）への編入奨学金があります。
クイーンズランド大学編入後に授業料25％免除、バーミンガム大学編入後に授業料1年目に10％免除、2年目以降に20％免除の奨学金をもらえます。
ヘルプ大学
ヘルプ大学は、海外大学編入プログラム（ツイニングプログラム）で人気の大学ですが、ディプロマからの海外大学編入も大変充実しています。
クアラルンプール都市圏の郊外に2つの大学キャンパスがあります。
イギリス、アイルランド、中国、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどの大学への編入が可能です。
サンウェイカレッジ（サンウェイ大学）
サンウェイカレッジは、サンウェイ大学のカレッジ部門です。
プタリンジャヤ、ジョホールバル、イポーの3都市にあります。
ディプロマから、サンウェイ大学や、オーストラリア・ビクトリア大学3+0ツイニングプログラム（ビジネス系）への編入ができます。
INTI国際カレッジ（INTI国際大学）
INTI国際カレッジは、INTI国際大学のカレッジ部門です。
ニライ、スバンジャヤ、ペナン、コタキナバルの4都市にあります。
ディプロマから、INTI国際大学や、開講している3+0/4+0ツイニングプログラムに編入できます。
セギカレッジ（SEGi大学）
セギカレッジは、セギ大学のカレッジ部門です。
コタダマンサラ、スバンジャヤ、ペナン、クチンの4都市にあります。
ディプロマから、セギ大学や、開講している3+0/4+0ツイニングプログラムに編入できます。
ザ・ワン・アカデミー（TOA）
TOAは、世界トップ5にランクしている名門芸術大学です。
サンウェイ・スティアジャヤBRT駅とスティアジャヤKTM駅の目の前という最高の立地に、新築の美しい大学キャンパスを持っています。
卒業生がディズニー・ピクサーなどで活躍しています。
イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカの名門芸術大学・芸術学部と編入提携があります。
